◇- 誕生石と宝石言葉 -◇
●誕生石にまつわ宝石言葉●
あなたの生まれた月の宝石が、きっと素敵をもたらせてくれそうですね^^
1月 | ガーネット 柘榴石 |
貞操 真実 友愛 忠実 |
ガーネットの語源は、ラテン語で“ざくろ”を意味する『グラナトゥム』 和名も『ざくろ石』ですからその色にふさわしい名前と言えるでしょう。 紀元前3000年にも使われていたという記録のあるほど我々には古くからなじみのある石です。 昔は弾丸に用いられたという記録も残るほど安定しており古代では、赤色の宝石は血の色を連想し、 止血作用があるとして、そこからもめごとを静めるという意味をもっていたと言われます。 |
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2月 | アメシスト 紫水晶 |
誠実 平和 高貴 |
紫色やライラック色、藤色の水晶で、石英のグループの中で最も価値が高い宝石。 アメシストを熱処理して、シトリンという黄色の水晶をつくることもあります。 アメシストは、古くから強い不思議な力があるとされていて、 今でもナチュラル・ヒーリング(自然による癒し)として使われています。 |
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3月 | アクアマリン 藍玉 |
勇敢 聡明 沈着 |
アクアマリンは海の色をしているので、この名前(アクア=水、マリン=海)になりました。 19世紀には、海緑色が一番人気がありましたが、今では青色の方が高価です。 どの大陸でも採れますが、とくにブラジルに高品質のものがあります。 |
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4月 | ダイアモンド 金剛石 |
純潔 無垢 |
「宝石の王様」として知られるダイヤモンドは、最も貴重な宝石で、炎のような輝きを放つことと、 地球上でいちばん固い物質であるという2つの魅力を持っています。 名前はギリシャ語で「無敵」という意味の”adamas”に由来します。 ダイヤモンドの成分は炭素です。さまざまな色の石がありますが、いちばん一般的なのは無色のものです。 |
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5月 | エメラルド 緑柱石 |
愛 幸福 |
エメラルドが美しい緑色をしているのは、クロムとバナジウムを含んでいるからです。 ほとんどの石には、フランス語で「庭」を意味する「ジャルダン」と呼ばれる細かいひびや、 鉱物のインクルージョンがあり、透明で無傷なのは最高品質の宝石だけです。 エメラルドは、こまかいひびを消したり、発色をよくするために、たいてい油浸処理されています。 |
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6月 | パール 真珠 |
富 健康 美 |
昔、アラビアで神々の涙と考えられていた真珠は、アコヤガイやイガイなどのある種の貝のなかにできます。 貝のなかに砂粒のような刺激物が入りこむと、その異物のまわりに「真珠層」と呼ばれる 炭酸カルシウムが何層も分泌されます。真珠の粒はこのような生態防御反応によって形成されます。 |
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7月 | ルビー 紅玉 |
情熱 威厳 仁愛 |
昔からよく知られているルビーは、深みのある濃い赤色ですが、含まれる化学成分によってはピンク色から紫色、 茶色の色合いになります。硬度こそダイヤモンドに劣りますが、すばらしい色の輝きによって、 ジュエリーとして大変価値の高いものとなっています。ルビーはサファイアと同じコランダムの一種で 質のよい石はミャンマー(ビルマ)で採れます。 |
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8月 | ぺリドット かんらん石 |
和合 |
最も著名なペリドットの産地は、紅海に浮かぶ「蛇島」と呼ばれる火山島、セベルゲットです。 ギリシャ神話によれば、その島にすむ危険な蛇が宝石を守り、 近づくものがあればみさかいなく殺してしまうといいます。 |
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9月 | サファイア 青玉 |
慈愛 誠実 徳望 |
サファイアといえば青色と思われがちですが、黄色、ピンク色、緑色とバラエティーに富んでいます。 深みのある青色をした「天国の色」サファイアは、中世の時代から聖なるものとされ、 教皇、枢機卿、司教が現在でも身につけています。この石は純潔の象徴として知られています。 |
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10月 | オパール 蛋白石 |
希望 忍耐 |
オパールはカラーバリエーションの豊富な石で、 ひとつ石のなかで虹のように色を変える“遊色効果”があるのが、オパールの評価につながります。 鉱物組織が光線の加減で見えるのですが、一般的にこの遊色効果のあるものを「プレシャスオパール」 効果のないもので色がきれいなものを「コモンオパール」、有色で濁ったものを「オパライト」と総称します。 |
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11月 | トパーズ 黄玉 |
忠誠 友情 |
「トパーズ」という名前は、サンスクリット語で「火」を意味する”tapas”に由来するといわれています。 天然のものにはさまざまな色がありますが、また、熱処理によって人気のある色合いにかえることもできます。 たとえば、ピンクトパーズは、普通たくさん採れる黄色のトパーズに放射線を当てたものです。 |
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12月 | トルコ石 | 成功 |
6000年以上前、人が初めて手にしてから、トルコ石はいろいろな歴史をたどってきました。 アズテック族(メキシコ原住民)は、「神の石」と呼び、宗教的な工芸品として広く用い 中世ヨーロッパでは効き目の強いお守りとされました。 現在流通している石は、中国やアメリカ合衆国南西部で採れたものがほとんどです。 |
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